どうでもいい人生

いつもお昼時になると
同じビルに入居している会社の人が遊びに来る。
一緒にお昼を食べつつ、世間話。
というよりも、お互いの愚痴を言い合って
ちょっとしたガス抜きタイム。
そして、午後の仕事に戻っていく。


今日は入ってくるなり

「もう死んでもいいんじゃないかなぁ、私
 生きてても、いいことないし。
 別に楽しいこととかないし、夢とかもさー」

と言い放った。
彼氏が出来ないというだけで、
死んじゃってもいいなんて思うなんて
どんだけ短絡的でお粗末な人生だよ…。
彼女の事は嫌いじゃないけど、
そういう極端に悲観するところは苦手だ。