家族忘年会

昨日は私の両親と、妹とその恋人と
総出で親睦を兼ねた(主に父と妹の恋人の)忘年会でした。
父の行きつけの料理屋のカウンターに6人で座って
美味しいお料理を頂いてきました。


そのお店に中国から来ているという
女性の方が働いていて、両親とも懇意にしている様子。
話を伺ったら、旦那さんとお子さんを中国に残して
働きに来ているそう。
お子さんに会えなくて寂しくないですか?と聞いたら
寂しいですけど、もうすぐ会えるので。と
にっこり笑って答えてくれた。
日本語がすごく上手でビックリ。
独学で学ばれたようで、ゆっくり話せば理解してくれる。
でも、料理屋のカウンターには酔っぱらいもいて、
しかもここは関西でみんな関西弁を話す。
(私たち家族は元々関東なので、関西弁ではない)
なので彼女には少し早口に聞こえる上に、
テキストで学んだ標準語ではないのですぐに理解できない。
なのに、カウンターに居た酔っぱらいが
「お前の日本語は訛ってるんじゃ」だの
「何言ってるかわからへんから、日本語喋れ」だの
暴言を吐きまくって、気分が悪い。
それでも必死に対応する彼女。
何を言われても怒れるのは彼女だけだから、
そこにいた誰もが何も言わずにいたけれど、
酔っぱらいが次に発した言葉に驚愕。
「なぁ、中国人って嘘つきばっかりってホントなん?」
これにはさすがの私も開いた口がふさがらなかった。
隣に居た母はおしぼりを握りしめて
「私、あの人許せない」と言った。
(殴りに行かんばかりの勢いだったので止めた)
母の気持ちはよく分かる。
私も少しばかりお酒を飲んでいたら、怒鳴ってた。
酔っぱらっても言っていい事と悪い事の分別もつかないなんて
あの人は本当に最低の酒飲みだと思った。


最後、席を立った私たち一行に彼は
「あんたらも訛ってんなぁ」と言いはなった。
父の顔は知っているのかもしれないけど、
それ以外の人間は初対面だ。
いくら酔っぱらいでも度が過ぎてる。
でも、何も言わなかった。父の顔を立てて。
この店は父の行きつけの店だから。


関西人の全てがそうではないと思うけど、
自分が関西に住んでいて、相方も関西人だけど、
やっぱり関西人には苦手意識を持つ。
冗談とも本気ともどちらともつかない口調で
平気で毒をはける人が多すぎる。
久々に、関西を嫌いだと思った瞬間。