まずは自分から。

相方に今年こそ転職してほしい…。
結構いい求人もあったのに本当にもったいない。

と思っていたけれど、
彼にやる気が出ないのならば
私がどれくらい本気なのかというのを
ごりっとまるっと分からせる方が近道かもしれん。
なんて事を思い、何か資格でも取ってみるかと
色々資料を請求してみる。

要するに相方が捨てたくないのは「今の暮らし」なのだ。
別にお金に困っているわけでもないし夫婦不仲でもない。
それなりに美味しいご飯も食べてるしお出かけも出来る。
趣味に没頭して仲間にも恵まれて
家だってローンはあるものの二人で住むには充分広い。
ベッドも奮発していいマットを敷いたし、
居眠りできるソファーもある。
今の住まいがある関西ではなく関東で生活する
という事を大前提に考えれば
まず家は手放さなければならない。
手放さなくとも他人に貸すという事になる。
当然、引っ越し先は今ほど広いところは借りれないだろうし
転職したてではローンも組めないので家を買うのは無理。
となると家具のそのほとんどは売ってしまうしかない。

私は基本的に引っ越しが大変多かった人生なので
どこでもそれなりに楽しくやっていける自信はあるし、
別に家が小さくたって相方と協力すれば都にもなるだろうと思うし、
ソファもなくたってベッドが煎餅布団だって構わないのだが
どうやら相方はそういう風には思っていないようだ。
けれど相方が失いたくないと思っているものは
これから先だって手にする事は可能なものだ。
転職を本気でするのなら年齢的に今年が本当に最後だ。
今の年齢は今年しかなく、取り返せないのだ。

相方にやる気を持たせるためにも
私自身も努力すべき時が来ているんだと思う。