迷走、そして一致団結


色々あって怒りに燃えていたサプライズ。
色々あって、なんかもううやむやになり
最後は私と妹と父で一致団結する事態に。


酷い有様ですので、お食事中の方は
読むのを避けた方が絶対いい。
そういうの弱い人も辞めた方がいい。


結局、父は妹の電話一押しでしぶしぶ行く事に。
しかし母の怒りは納まらず、
酒をちゃんぽんし、べろんべろんに泥酔。
約束通り、駅まで車で迎えに行くと、
父の支えなくしては歩けぬ母、登場。
聞けば電車で大リバース、父乗客一同に平謝り。
(JRに乗車されていた方々、職員の方申し訳在りません!)
唖然とする娘をよそに後部座席に乗り込み
「あー…帰るーぅ、家に帰るー」と呻く母。
振動を与えない様に走るよう父から指示を受け
これでもかというくらいの安全運転を開始するも
1分後には後部座席から「うぷ…」と嫌な声が。


私「カーチャン、車内は勘弁してええええ」
父「そこで止めて!すぐ止めて!」


慌てて車を路肩に寄せる。
ドアを開け放したとたんにリバース。
父がなんとか母を車から引きずり出す。
車内は無事。超無事。よかった…まじで。
路肩でリバースする事2回。30分以上停滞。
父が自販で買った水を飲ませている間、
車に積んであった大きな紙袋と洗車用のタオルを
大量に後部座席と足下に広げまくって、
エチケット袋も作成して準備する。
あと家に電話して着替えとか水とか洗面器とか
おしぼりとか用意するように妹に指示。


リバースして楽になったのか帰ると言い出す母。
再び後部座席に乗り込ませ、走り出す。
さっきよりも遅いスピードで走るオレ。
なんとか無事に家に辿り着くと
ダメだと言っているのに浴室に直行する母。
仕方なく風呂場の小窓から見張る妹。
げっそりして水を飲んでいたら妹の叫びが。


私「どうしたっ!!」
妹「あれをどう思う?」


小窓を覗くと
 ヾ:0)rz ←カーチャン
浴槽にもたれかかってシャワーに打たれる母。
声を掛けると、どうも意識はしっかりしている模様。
だが寝そうなので叱責して上がるように薦める。
しぶしぶ風呂からあがる母、そして再びリバース。
新聞紙敷いた洗面器…GJ!!
これですっかり気分悪いのが吹き飛んだ母は
 ヾ:3)rz ニヤッと笑い言いました。


母「やってやった…お父さん困ってた…ふふふっ」
私・妹「( ̄□ ̄;)!?」
母「…でも、ちょっとやりすぎた…」
私・妹「(´Д`;)カーチャン…」


その後、延々娘に説教される母。
そして父に謝れ!と言うと


ヤダッ!!なんで謝るのっ!?
アンタたちだって怒ってたじゃないっ!!
日和やがって…!いつからそんな子に…!!


とブツブツ言うので、
謝らなくていいので、お礼は言え!と言うと


母「…分かった………チッ」
私・妹「( ̄□ ̄;)舌打ちー!?」


そして陽気な感じで風呂から出ると
妹に支えられながら超ハイテンションで父にお礼を言い
そのまま布団にぶっ倒れて高いびきかいて寝だした。


父「・・・」
私「・・・」
妹「・・・」


ガシッ!!(握手)
父と娘の間にあったわだかまりは一瞬で吹き飛び
固い握手を交わす家族の姿が…恐るべし酔っぱらい母パワー。


ちなみに母は未だに流動食だそうですが
さすがに今回の一件で反省した父は
そうとう優しく看護してくれているそうです。


なんだこの丸く収まった感…
そして私と妹残るなんか釈然としない感じ。
えー、後日妹と慰労会開催予定です(笑)