偽善でもなんでもいい。


今日は全国的に冷え込むそうですね。
被災されている方に、一刻も早く十分な暖を取ってもらえるように
関西圏の皆さん、買い占め・買いだめは控えましょう!
あなたが手にしているそのカイロが。ガスが。カップ麺が。
被災地の人に明日届けられる食料だったかもしれない。
そして今日救援に向かう人が持つべきモノだったかもしれない。
手に取る前に、カゴに放る前に、考えて下さい。


東北・関東だけでなく静岡でも被災された方が居ます。
あなたがその商品を一つ棚に戻す事で、一人が救われる。
そういう気持ちを持っていきましょう。




さて。
関東に住んでいる従姉妹一家と叔母が
昨日から私の実家に避難してきています。
旦那さんがイタリア人の従姉妹の家には
毎日毎日うんざりするほどイタリアからの電話があり
ジャポネは危険だからイタリーに帰って来なさいコールが
延々と鳴り響いて、それからの避難もあるみたい。
ご両親だけじゃなく一族郎党から電話があるみたいw
海外では日本国内では映さないような悲惨な状況を
刻々と流しているようだし、そらそうなるよねー。
うちの実家なら、まぁ…って話になったんでしょう。
京都ならまぁ…(滋賀ですけど)みたいな。


で、我が家でも関東の友人と色々協議しました。
実家が従姉妹家族を受け入れる際に母から
「有事っていうのは大げさに備えておく方がいい。
 大げさだって笑われて、それで命が救われるなら
 こんなに簡単な事はないじゃない。
 後で、大げさにしちゃったよねー!って笑える、
 そういうネタ仕込んだんだって思えば安い。
 何もなければ笑い話にすればいい。
 何かあってからじゃ笑えないんだからね!」
って言われて、そうかもしれないと思ったので
こないだ遊びに来てた友人にメールして
不安だったらこっちにおいで、と言ってたのを
現実的にどうするかっていう話をするために協議した。
やっぱり家族の理解とか、気持ちとか、環境とかあるし
私がおいでといって、彼女がうんと言ったからって
話がそれでまぁるく済む訳じゃない。
彼女の両親も近所に住んでいて、介護してたりするし、
弟夫婦の所にも子供さんがいるから、その子は?とか。
実際、彼女の両親は
「弟夫婦の子供だって私たちの孫なのよ?」
と仰ったので配慮すべき事は沢山あるはず。
一応、いつもは否定的な事しか言わない彼女の旦那さんは
さすがに事が事だけに「行ってくればいいんじゃない?」と
許可を出してくれているとか。
色々話をして、うちも広い訳じゃないし、
余裕のある生活してるわけじゃないけど、
5人くらい受け入れてやろうじゃないか!!と腹を括り

  • 早めに行動するために今日再度家族と会議
  • 弟のお嫁さんも動けるなら子供と一緒にうちへ来るのはどうかという提案

 (我が家の方は受け入れ態勢を整える事で合意済)
っていう事でとりあえずの話はついた。
偽善じゃん。って言われたらそれまでだと思う。
お前の友達しか呼ばないのかよ、って言われたらホントそう。
放射能とか全然まだまだ大丈夫な範囲なのにって言われたら
福島の方々には本当に申し訳ないとしか言えない。
でも確実に子供さんはストレスを貯めていっていて
子供向け番組からチャンネルを変えると
火がついたように泣き出すんだそうです。
今まで見たことないくらいの泣き方で、
さすがの彼女もびっくりして戸惑ったくらいに。
知ってる友達の事くらいは、手をさしのべたい。
実際に出来る事って凄く少ないから。
募金もしたし、これからも継続して募金はするつもり。
買い占めも買いだめもしてませんし、
節水なら協力できるしからと思って、工夫もしてる。
今、関西にいる私に出来る事ってこんくらいしかない。
その中で頻繁に連絡を取り合う友人の負担くらいは
減らしたいとそう思っての事です。
偽善でもいい、友達笑うならそんでいい。なんでもするよ。


被災地の方に、直接私がしてあげられる事があり
今、それが必要であると判断されれば、
ボランティアでもなんでもしにいく。
ちょうど仕事もなくなるしね。今月で。
でも今は、現地行っても邪魔なだけ。
なら、その手前の人の事を考えます。


被災地の方への有益と思われる情報の書き起こしや
ツイッターでの情報提供等は続けます。
1週間程度を目処にと思ってましたが
最低でも今月いっぱいは続けようと思っています。
被災地の皆様、1日も早い平和と安全が訪れる事、祈ってます。